パパ活の確定申告。税金を払ってなくてもバレない?バレる?

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バレない?

バレます。こういうケースの場合、税務当局が「あげる側」(パパ側)を調べればすぐわかることです。しかも、パパ側はかなり経済力がある人間のはずですので、パパ活しているしていないに関わらず、もともと税務当局も富裕層には着目しがちです。

無申告でも現時点で問題になっていない方もいるかもしれませんが、税務調査はすぐに来るわけではなく、数年後にやってきます。

また、パパ活の場合、パパやプライベートにおける交際相手などの利害関係者と、関係がもつれるリスクがあります。その結果、相手方から密告されて税務調査に発展する可能性もあります。国税庁HPには誰でも情報提供することができるコンテンツがあるためです。

よくある誤解
  • 「無申告だが税務署から何の連絡も来ていないのできっと問題ないのだろう。」

パパの税金トークは話半分に

パパ活をしているパパ側は経済的に余裕のある人なので、会社経営者もいると思います。税金の世界はとても複雑で、専門家ですら判断に迷うケースもたくさんあります。にもかかわらず、経営者の中には「10を知って残りの90を理解した気になっている人」もいます。そのようなパパから「税金はこうしておけば大丈夫」のような話を聞く機会もたくさんあると思いますが、所詮は女性側にマウントを取りたいだけのポジショントークですので話半分くらいに聞いておきましょう。

パパが何と言っていたとしても、もし申告などが誤っていた場合、納税義務者であるパパ活女子側に厳しいペナルティが課せられます。税務当局が追及するのは収入が生じている側(パパ活女子側)であり、金品をあげた側(パパ側)ではありませんので、そのときパパ側は責任はとりません。ご自身のことはご自身で判断しましょう。

よくある誤解
  • 「税金はパパの言われた通りに対応したから大丈夫。」

パパ活女子の稼ぐ形態

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形態税金
プライベートで相手の好意により金品を貰う贈与税
仕事として交際することで金品を貰う所得税(雑所得)
本業として交際することで金品を貰う所得税(事業所得)
  • これらのどれに該当するかは何か型に当てはめて決められるものではありません。
  • パパ側と契約を締結しており仕事内容も明確で、報酬の支払いルールも明確、というようなケースを除き、一般論として、パパ活としての活動を「仕事」として税務上整理するのはハードルが高いように思います。
  • 実際には贈与税として申告している方が多い印象です。

贈与の場合

最も安全な方法はきちんと贈与契約書を締結した上で贈与税申告をおこなうことです。

最近では電子契約ツール(無料)もあるので、弁護士をいれて大々的に…という進め方が非現実的なのであればこういうツールを使ってみるのも良いと思います。もちろん契約書の中身自体は作る必要はありますが、あとはインターネット環境さえあれば気軽に契約締結できます。

契約書は「必要だから作る」ものではなく「自身を守るために作る」ものです。

仕事としておこなう場合

副業か事業か

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区分所得区分メリットデメリット
副業雑所得かんたん優遇措置なし
事業(本業)事業所得優遇措置ありむずかしい
  • 実態に基づいて「副業」か「事業」か判断します。
  • 一般的には、他にメインの収入源がある場合には「事業」とするハードルが上がります。
  • 「事業」であるためにはメインの収入源が他にない、その事業のために設備投資をしている、事業資金を借り入れている、など実態が伴っている必要があります。
よくある誤解
  • 開業届を提出すれば無条件で「事業」として認められると誤解している。

必要経費の範囲

3種類の経費

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区分説明経費
家事費100%プライベートに係る経費NG
必要経費100%事業に係る経費OK
家事関連費家事費と必要経費の両方の側面がある経費原則:全額NG
特例:区分できた部分だけOK
よくあるミス
  • 個人事業や副業としての活動を開始すれば、生活費やプライベート経費も、必要経費として計上できると誤認している。
  • 家事関連費は原則、全額必要経費に算入できず、特例として一定の場合にのみ、事業に関する部分だけ算入できるということを知らなかった。

必要経費になるもの

事業所得不動産所得および雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。

(1)総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額

(2)その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

No.2210 必要経費の知識|国税庁
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種類具体例
収入と直接対応する必要経費材料仕入れ、一定の外注費
期間対応の必要経費水光熱費、PC代、交通費、交際費、HP制作費
必要経費にできない可能性が高いものの例
  • 洋服代(プライベートでも使用しているはずであるため)
  • 美容院・ネイル代(プライベートでもその効果を享受しているため)
  • スマホ代(プライベートでも使用しているはずであるため)

ギャラ飲み女子の確定申告

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