【顧問先様専用ページ】源泉所得税(納期の特例分)をネットバンキングで銀行振込する方法

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源泉所得税(納期の特例分)

全体像

納付期日

対象対象期間納付期日
給与に係る源泉所得税1-6月分7月10日
7-12月分1月20日
士業等報酬に係る源泉所得税1-6月分7月10日
7-12月分1月20日
  • 「『納期の特例』の適用対象となる源泉所得税」については、本来毎月納付しなければならないものを、年2回の納付にまとめることで、事務負担を軽減できます。
  • ①徴収高計算書(納付書)を作成&電子提出し、②徴収高計算書(納付書)に記載した税額をインターネットバンキングで納付する という2つの工程があります。
  • ①(主に税理士事務所が主導)と②(皆さまがご自身でご対応)とで、対応者が分かれる場合がございますので、②を解説することが本ページの目的です。

①徴収高計算書(納付書)を作成&電子提出

  • 「徴収高計算書(納付書)」は記載要領が独特で難解であるため、「納期の特例」の適用を受ける源泉所得税については、通常、税理士事務所が主導で作成をおこないます。
  • 税理士事務所が対応する場合、「徴収高計算書(納付書)」の提出が完了した旨の連絡が、税理士事務所から来ますのでレクチャーに従って下さい。

②徴収高計算書(納付書)に記載した税額を納付

  • 皆さまの大切なキャッシュを動かす行為ですので、必ずご自身でおこなっていただきます。大変恐縮ですが、これを税理士事務所(外部の第三者)が代行することはできかねますのでご理解のほどお願い申し上げます。
  • 以下のSTEPに則り、期日までに納付を済ませてください。

対応金融機関検索

  • メジャーな金融機関であれば、税金の銀行振込に対応しているはずですが、念のため、ご自身が使用している金融機関の対応状況も事前に上記よりお調べください。

STEP1 e-Taxマイページへログイン

  • 「利用者識別番号」(16桁の番号)とパスワードをご準備頂き、ご自身のマイページへログイン下さい。

STEP2 「受信通知」へアクセス

  • マイページへログイン後、「メッセージボックス」の「お知らせ・受信通知」を押下してください。
  • メッセージボックスの中に「徴収高計算書」の「受信通知」(近々で、税理士事務所が「徴収高計算書」を税務署へ電子提出後、e-Taxから自動返信される通知)が格納されているはずですので、それをクリック下さい。(今回の納税分とは無関係の別の「受信通知」をクリックしないようにご注意ください。

STEP3 電子納税(銀行振込)

  • 「受信通知(納付区分番号通知)」を開いた後、上記画面の箇所までスクロールしてください。
  • 上記画面スクリーンショットの指示通り、振込のための情報を控えておいてください。「利用者識別番号」はe-Taxマイページへログインする際に使用した16桁の番号で、「納税用確認番号」はe-Taxマイページにてご自身で設定した番号です。
  • 「インターネットバンキング」ボタンを押下します。

STEP4 金融機関ページから振込手続き

  • 画面の指示に従い、金融機関を選択します。
  • その後、金融機関ページへ飛びますので、画面の指示に従って納税を完了してください。
  • 操作が途中のまま終了してしまったなど、あとでリカバーが効きませんので、納税が完了したことを念のため必ずご確認下さい。

STEP4 納付完了エビデンスのダウンロード

①「受信通知(納付区分番号通知)」の画面

  • これは「帳票(徴収高計算書)の電子提出が完了した」というエビデンスです。
  • 上記タイトルの画面を「Ctrl + P」(Windowsの場合)などを使用して画像化下さい。

②帳票

  • 「受信通知(納付区分番号通知)」の画面を下へスクロールし、「帳票を表示する」ボタンを押下ください。
  • 帳票(電子提出した徴収高計算書を画像表示したもの)をダウンロードしてください。

③「受信通知(納付完了通知)」の画面

  • ①と異なり、これは「納付が完了した」というエビデンスです。
  • 上記タイトルの画面を「Ctrl + P」(Windowsの場合)などを使用して画像化下さい。
  • 上記3点をセットで大切に保管下さい。

ご留意事項

  • 本ページは2025年6月時点の情報に基づいております。e-TaxのUIや画面レイアウトが変更になっている場合もございます。
  • e-Tax公式ホームページ上により詳細の情報が掲載されておりますので必要に応じてそちらもご確認下さい。