クラウド会計はライトセイバーのようなもの。

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「クラウド会計を使って自力でやっていきたい」
「クラウド会計を使うので自分でできますよね?」
「クラウド会計を使うので最初だけ税理士に教えてもらい、2年目から自分でできるようになりたい」

ヒジョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに多いご質問です。

この手のご質問に対しての明確な答えは、どの税理士も持っているのですが、それをお答えすると税理士側のポジショントークになってしまう(結論としては「クラウド会計を使っても自力でできるようにはなりません。税理士との契約が必要です」となるため)ので、あまり言いたくはないのですが、とにかく多い質問なので改めてお答えしてみます。

会計業務には以下の2つの側面があります。

  1. 作業的な側面:取引のリストアップや会計ソフトへの取込み作業etc.
  2. 簿記・会計的な側面:複式簿記に則った運用、補助科目等を活用した管理etc.
  3. 税務的な側面:税法に則った運用etc.

1についてはクラウド会計によって効率化をはかることができますが、クラウド会計が2以降を担保してくれることはありませんので、その意味において税理士との契約は必要となります。

たとえば、自動運転機能なしでも運転できる技術を持っている人が、自動運転機能が搭載された車を運転する場合、その方のもともとの運転技術を強化することができると思われます。しかし、一度も自動車を運転したことがない方が自動運転機能搭載の自動車を運転することは危険極まりない行為かと思います。

弊所ではクラウド会計もこれと似ているところがあると考えております。

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とにかく、「1」と「2以降」を切り分けて考えて頂ければと思います。クラウド会計は単なる「道具」です。
「道具」がひとりでに動きだしたり何かを判断したりすることはありません。
便利であることは間違いないですが、使う人にも力量が求められます。ライトセイバーみたいなもんです。

一方で「税理士事務所で働いたことがある」「民間企業で経理をやっていたことがある」という方であれば、「自動運転機能なしでも運転できる技術を持っている人」なので、クラウド会計をつかって日々の記帳を自分でできるかもしれません。

ご自身の会計や税務について、「自分の場合はどのように進めるべき?」とお悩みの方は、まずは弊所サービス内容をご確認いただき、無料WEB面談をご予約下さいませ。

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