業務委託で働くフリーランスの美容師の確定申告。会計ソフトや経費は?

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フリーランス美容師の働く形態

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形態契約所得区分確定申告
パートやアルバイト雇用契約給与所得年末調整で完結する場合不要
業務受託(副業)業務委託契約※1雑所得原則、必要
業務受託(本業)業務委託契約※1事業所得原則、必要
  • ※1 正式には請負契約又は準委任契約。
ポイント
  • 雇用契約の場合、原則、必要なTODOは雇用する側がやってくれるため、特にやることはありません(例外あり)。
  • 確定申告の必要性を自身で確認しなければならないのは、副業で働く場合と、本業(事業)として働く場合の2つです。

副業か事業か

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区分所得区分メリットデメリット
副業雑所得かんたん優遇措置なし
事業(本業)事業所得優遇措置ありむずかしい
  • 「副業」か「事業」かは実態に基づいて判断します。
  • 最初は副業からスタートし、十分生計を立てられるようになってきてから事業化するのが通常です。
よくある誤解
  • 開業届を提出すれば無条件で「事業」として認められると誤解している。

必要経費の範囲

3種類の経費

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区分説明経費
家事費100%プライベートに係る経費NG
必要経費100%事業に係る経費OK
家事関連費家事費と必要経費の両方の側面がある経費原則:全額NG
特例:区分できた部分だけOK
よくある誤解
  • 個人事業や副業としての活動を開始すれば、生活費やプライベート経費も、必要経費として計上できると誤認している。

必要経費になるもの

  1. 総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額
  2. その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額
具体例
  • Myシザー
  • 業務委託元の店舗に行くまでの交通費
よくある誤解
  • 衣装代という名目でプライベートでも着用している服を必要経費計上できると誤認している。
  • フリーランス美容師の場合、そもそも必要経費計上できるものは非常に少ないということを認識していない。

収入を集計するソフト

白色申告者の場合

白色申告であれば、以下のやよいの白色申告オンラインで十分です。freee会計やマネーフォワードクラウド確定申告は事業所得者(事業で生計を立てている個人)が使うようなソフトですので、副業の白色申告者にとっては少々オーバースペックなソフトです。

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青色申告者の場合

青色申告者の場合、「複式簿記」のルールに則った記帳が必要になります。これは「単なる数字の集計」ではありませんので、専門知識が必要になります。

最低でも日商簿記3級レベルの知識は必要になりますが、その場合、マネーフォワードクラウド確定申告やfreee会計をおすすめします。やよいの青色申告オンラインは少々役不足感があります。

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税理士に依頼する場合

確定申告を依頼する場合

はじめて副業や事業をおこなう場合、不明点が次々と出てくるため、本業に費やす時間を圧迫してしまうことがあります。時間を買うという観点で、税理士に有料で依頼することも一手です。

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スポット相談したい場合

「国税局電話相談センター」では一般的な内容(≒国税庁HPを調べればわかること)しか回答してもらえません。受電した職員も、電話相手の個別具体的な事情まで把握することは不可能だからです。

『ココナラ』でスポット相談することもできます。

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