IT業の税務。受託開発系ベンダーと自社開発系ベンダー。人材調達の違い

当ページのリンクには広告が含まれています。

本コラムは以下のような方を対象としています。

  • ITエンジニアの方
  • これからIT業で起業する方
  • IT業で起業して間もない方

\ お気軽にお問合せ下さい! /

目次

エンジニアの調達手段

人的資本

IT業は実際に手を動かす各エンジニアの方々に全てがかかっているビジネスです。

一般的に、受託開発なのか自社開発なのかによって、ITエンジニアをどのように確保するかの手段が異なります。

受託開発系ベンダー

一言で「受託系」といっても開発フェーズのどこを担っているベンダーなのかによって異なります。

日本は「受託システム開発」と「システム運営受託」を担う受託開発系ベンダーが多いと言われます。

繁忙・閑散が受託状況によって変わるため、必要なIT人材を外部から調達(外注)することが多いという特徴があります。

一般的に、社内:外注=3:7 程度と言われているとか。

自社開発系ベンダー

自社開発系ベンダーの場合、必要なIT人材は雇用している場合が多めと言われますが、外注で確保しているところも当然あるでしょう。

事業者の数としては、日本では受託開発系ベンダーよりも自社開発系ベンダーの方が少なめです。

代表例でいえばMicrosoftやGoogleなどが主に自社開発系ベンダーに分類されます。

個人のITエンジニアでも自分でアプリ開発などして(誰かの依頼を受けて、ではなく)販売していれば自社開発系です。

まとめ

スクロールできます
区分受託開発系自社開発系
開発コストユーザー企業が負担する自社で負担する
売上ユーザー企業から受け取る報酬開発したシステム等を提供して受け取る対価
エンジニア比較的外注が多め自社で雇用が多め

給与 or 外注費

受託開発系ベンダー

外注しているフリーランスエンジニアがいる場合、外注先のことを従業員のように扱う(例:指揮監督する、従業員のように拘束するetc.)ことはNGです。これは基本中の基本ですが、ここを誤ると法務・労務・税務3つの分野からトリプルパンチを食らうことになります。

消費税の申告をする場合、外注費には消費税が乗りますので、消費税の仕入税額控除を取ることが出来ます。

自社開発系ベンダー

雇用しているエンジニアには企業が給与を支払いますが、給与は消費税法上は『課税仕入れ等』には該当しないため、消費税申告をする場合においても仕入税額控除を取ることはできません。

さらに、従業員ですので、源泉徴収する必要があります。また、社会保険料も会社と折半です。

まとめ

ITエンジニア確保のための費用についてはまとめると以下の通りです。

スクロールできます
確保手段消費税源泉所得税社会保険料
外注仕入税額控除多い源泉徴収なし負担なし※エンジニア側で国保など加入
雇用仕入税額控除少ない源泉徴収あり折半

お問合せ

澁谷税理士事務所は、主に渋谷・新宿・池袋・練馬など首都圏西側地域の事業者様からご相談を受けることが多い事務所です。オンラインにて全国対応もしておりますので離島対応や地方都市対応も可能です。

マネーフォワードクラウドなどを活用し、ペーパーレス&キャッシュレスを目指してサービス展開しております。

主に創業期の事業者(年商約数百万円人員1名~)から成長期の事業者(年商約~5億円人員約~100名)向け税務顧問を取り扱っており、IT業税務を得意としております。

ご紹介の無い方でもお気軽にお問合せ下さいませ。

\ お気軽にお問合せ下さい! /

料金プラン

PR

コラムに関する免責事項

当サイト内のコラムの内容をご参照・ご活用等された場合、以下に掲げる内容についてご同意頂いたものとみなさせて頂きますので必ずご一読下さい。

  • 当サイト内のコラムの内容については正確性等を高めるよう努めておりますが、その内容に対していかなる保証をするものでも御座いません。
  • 当サイト内のコラムに記載された情報(第三者から提供された情報も含む。)をご利用頂いたことにより損害や不利益等が生じた場合でも、当サイト管理者は一切責任を負いません。
  • ご自身の税務等に関するご判断に際しては、最終的には必ずご自身の顧問税理士等へご相談の上、ご自身の責任においてご判断下さい。
  • 当サイト内のコラムは簡潔さに優先順位を置いておりますので、一定の情報は割愛させて頂いております。
  • 当サイト内のコラムはその執筆時点における法令等の情報に基づき整理したものです。
    法令等は日々改正されるものであり最新の法改正等の内容が未反映となっている場合もあるため、必ずご自身で最新の法令等の情報をご確認下さい。
  • 当サイト内のコラムはあくまで当サイト管理者の私見であり、他の専門家と解釈が相違する場合も御座います。
  • 当サイト内のコラムは予告なしに変更や更新、削除されることが御座います。
  • 当サイト内のコラムに記載された情報の無断転載等は固く禁じます。
目次