弊所・澁谷税理士事務所は、主に渋谷・新宿・池袋・練馬など首都圏西側地域の事業者様からご相談頂くことが多い練馬駅に近い事務所で、マネーフォワードクラウドをメインで扱っております。ITツールをフル活用し、ペーパーレス・キャッシュレスをベースにサービス展開しております。
マネーフォワードでamazonアカウントと連携すると証憑自動取得ができます。
ビジネス用amazonアカウントを作る
amazonアカウントとマネーフォワードクラウドを連携すると、amazonで購入した取引がマネーフォワードクラウドに取り込まれるようになりますが、プライベートでも使っているamazonアカウントと連携してしまうと、当然プライベートの買い物の取引分も取り込まれてしまいます。
そのため、連携するときはまずはamazonのビジネス専用アカウントをつくりましょう。
証憑自動取得機能
証憑自動取得とは
文字通りですが、例えばamazonビジネス用アカウントで事業に必要な備品を購入したとすると、Amazonのマイページに後日、領収書や請求書のPDFがアップロードされますよね。
これをマネーフォワードクラウドが自動取得し、マネーフォワードクラウドboxへ自動で格納してくれるというスグレ機能です。
つまり、記帳のためにわざわざAmazonのマイページにログインして、領収書などのPDFをダウンロードし、それをマネーフォワードクラウドboxへアップロードする、という手間がなくなるということです。
証憑自動取得機能が使えるサービス
2024年8月時点では以下の通りです。
- UPSIDER
- マネーフォワード Pay for Business
- Amazon.co.jp
- MISUMI-VONA
- Yahoo!ショッピング
- 楽天市場(my Rakuten)
経過勘定を使おう
二重取込みになる
1点問題点があります。
マネーフォワードクラウドに、Amazonビジネスアカウントを連携しますが、それとは別で、Amazonでの支払いに使っているクレジットカード(ビジネス用)もマネーフォワードクラウドに連携しているはずですよね。
そうすると、マネーフォワードクラウド上に同じ取引が2個(Amazonアカウントから取り込まれた分が1個、ビジネス用クレジットカードから取り込まれた分が1個で、合計2個)取り込まれる形となってしまいます。
借方科目 | 消費税 | 借方金額 | 貸方科目 | 消費税 | 貸方金額 |
消耗品費 | 課10% | 5,500 | 未払金 | – | 5,500 |
借方科目 | 消費税 | 借方金額 | 貸方科目 | 消費税 | 貸方金額 |
消耗品費 | 課10% | 5,500 | 未払金 | – | 5,500 |
こういうとき、どちらか一方を手動で「対象外」とする(記帳しない)ことになりますが、これも結構めんどくさいですよね。
経過勘定を使う
経過勘定とは本決算時には残高0になる暫定的なBS勘定科目です。名称はなんでもいいですがここではそのまま「経過勘定」とします。
Amazonで事業に必要な物を購入したときに、以下のようになるように自動仕訳ルールを作っておきます。こうすれば無駄な作業を軽減できます。
借方科目 | 消費税 | 借方金額 | 貸方科目 | 消費税 | 貸方金額 |
経過勘定(BS) | – | 5,500 | 未払金 | – | 5,500 |
借方科目 | 消費税 | 借方金額 | 貸方科目 | 消費税 | 貸方金額 |
消耗品費 | 課10% | 5,500 | 経過勘定(BS) | – | 5,500 |
お問合せ
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