税理士へ丸投げするメリット&デメリットを税理士が解説。
2024
7/19
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目次
税理士へ丸投げするメリット&デメリット
税理士へは丸投げした方がいいの? 数字が苦手… 営業やサービス開発などに集中したい
はじめて事業を開始する方が必ず疑問に感じることです。 必ずしも「丸投げ」=「悪いこと」ではないため、ご自身に合った進め方を選択する必要があります。 税理士に丸投げするメリット&デメリットは以下の通りです。
メリット デメリット 本業に時間を割くことが出来る 1人事業者の場合無駄な事務負担を軽減できる 現状の経営の問題点を把握できない 税理士報酬が上がる 顧問税理士と伝言ゲーム状態に陥る可能性がある
メリットはイメージが湧くと思いますので デメリットについて以下で詳細解説します!
丸投げデメリット解説
現状の経営の問題点を把握できない
税理士に丸投げすることで、経営者自身が、自身の会社の数字に気を払わなくなります。
その結果、経営分析ができず、商品単価は現状のままで良いのか、労働分配率は適切か、粗利と固定費のバランスは適切か、何が経営の足を引っ張っているのかなどの把握ができず、初動が遅れることとなります。
身体の健康に例えると、人間ドックの結果を何年も見ていない状態 です。結果として黒字倒産リスクが上がるといった事態に陥ります。
税理士報酬が上がる
スクロールできます
種別 契約の種類 料金目安 具体例顧問業務 主に委任 約2万円~/月 税務判断のサポート 税務相談 税務申告 税務代理など 作業の代行 主に請負又は準委任 約1万円~/月 記帳代行 税務書類の作成(作業部分)など
一般的な例です
丸投げする場合、「作業の代行」も業務内容に含まれる形となります。
丸投げした業務は消えてなくなるわけではなく、誰か(税理士事務所)が肩代わりをすることになりますが、肩代わりするための料金がかかるため税理士報酬は増大します。
伝言ゲームに陥る
税理士事務所は、「従業員」ではなく「外部の取引先」に過ぎません。
日々の取引と密接に関連している「記帳」という行為を外部へ委託するということは、その日々の取引の詳細を委託先へ説明しなければなりません。
そのため、外部の人間(税理士) ⇔ 事業者本人 との間での伝言ゲームが生じます 。
この伝言ゲームに失敗(必要な情報を経営者が税理士事務所へ伝え損なった場合など)すると、税理士事務所側は誤った前提に基づいて業務を遂行することとなってしまいますので、誤った結論(成果物)ができあがってしまいます。
むしろ丸投げした方が良いケース
丸投げした方が良い場合
ひとりで活動する個人事業主
ひとり社長の会社
経理担当者を設置していない会社
必ずしも丸投げ=NG、ということではありません。上記のように「むしろ丸投げした方が良い人」もいます。
会計業務には専門知識と経験が求められますがそれは一朝一夕で身に付くものではないため、丸投げしないことでかえって税理士とのやり取りの回数が無駄に増え、多大な時間を失う こととなります。
弊所のサポート体制
弊所では記帳代行も承っておりますので、「丸投げした方が良い方」「丸投げしない方が良い方」いずれのクライアント様のご対応も可能です。
ご自身の会計や税務について、「自分の場合はどのように進めるべき?」とお悩みの方は、まずは弊所サービス内容をご確認いただき、無料WEB面談をご予約 下さいませ。
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法人で年1回の依頼は可能ですか?
原則、法人のお客様の場合は期中からの関与を原則 とさせて頂いております。
年に1回のご依頼の場合、「(本来は)10時間要する手術を1時間でやって欲しい」 とご依頼されているような状態となります。そのため、適切なご対応ができなくなることでクライアントの皆さまの不利益に繋がる可能性が高まります。
ただし、事業が小規模な場合や、お早めに動いて頂いており決算申告時期まで数か月間の余裕があるケースなど、お引受け可能な場合もございます。まずはお気軽にご相談下さいませ。
クラウド会計を使えば税理士と顧問契約は不要でしょうか?
税理士側のポジショントークのように聞こえてしまうかもしれませんが、結論から申し上げれば税務顧問は必要となります。会計業務には以下の2つの側面があります。
『作業的』側面(取引のリストアップや取込み作業etc.)
『質的』側面(複式簿記や会計、税法などに則って精査etc.)
1についてはクラウド会計によって効率化をはかることができますが、クラウド会計が2を担保してくれることはありません ので、その意味において税理士との契約は必要となります。
たとえば、「自動運転機能なしでも運転できる技術を持っている人」が、「自動運転機能が搭載された車」を運転する場合、その方のもともとの運転技術を強化することができると思われます。しかし、「一度も自動車を運転したことがない人」が「自動運転機能搭載の車」を運転することは危険極まりない行為かと存じます。
弊所ではクラウド会計もこれと似ているところがあると考えております。
「顧問」とは具体的に何をしてもらえますか?
一言で申し上げれば、事業における「守り」の部分の強化になります。
料金が安く見えるのですが何故ですか?
弊所HP掲載上の料金表は、老舗の会計事務所などと比較頂いた場合、1~2ランクほど低めの料金ラインとなっておりますが(2025年4月現在)、理由はオンライン対応を前提とした内容となっているためです。
対面の定期面談などをご希望の場合、カスタマイズ見積もりとさせて頂いております。
補助金や助成金の支援はおこなっていますか?
補助金業務については、協力事業者様等へお繋ぎさせて頂きます(2025年2月時点)。補助金業務は税務ではございませんので税理士事務所よりも専門機関の方が多数のノウハウを有していること、税理士事務所にてご対応する場合でも顧問報酬とは別料金になること、「Gemini Deep Research」をはじめとした生成AIの登場により、補助金業務のうち一部の工程については専門機関に有料で依頼する意義が薄れてきていることなどが理由です。
助成金申請については、社会保険労務士の独占業務であるため、弊所の協力社会保険労務士様へお繋ぎ致します(税理士紹介会社等の広告において、これが税理士事務所の業務であるかのように誤認させる記述が見受けられますが誤りですのでご注意下さいませ)。
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W eb面談申込み
日程調整ページ よりお申込み下さい。ご契約に関するご面談ですので無料です。
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無 料ヒアリング面談
事前ヒアリングシートに基づき、ヒアリング面談(~30分程度)を実施いたします。
ヒアリングの結果、お客様のご状況や弊所のキャパシティ等によっては、受任することで逆にご迷惑をおかけしてしまうケースもございますので、そのような場合はその旨をお伝え致します。
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契 約内容のご説明
お見積り内容にご同意いただけた場合は、契約内容のご説明の場(~15分程度)をセットいたします。
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電 子契約締結
電子契約ツールを使用いたしますので、紙の原本のやり取りや捺印作業等は生じません。