エンジェル投資家とVCの違い。資金調達方法と消費税への影響

本コラムは以下のような方を対象としています。

  • これから法人設立を予定している方
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デットかエクイティか

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区分内容返済義務経営の自由度
デット(Debt)金融機関からの借入れあり事業者の自由に経営可能
エクイティ(Equity)株主から受ける出資なし投資家の意向に従わなければならない場合もある

エンジェル投資家とVC

スタートアップが株主から出資を受ける資金調達の場合、「エンジェル投資家」「VC」の2種類があります。

区分内容資金源金額
エンジェル投資家元経営者などの個人投資家。エンジェル投資家の個人資金数百万円~数千万円
VCVCが投資家から資金を集めて投資会社が出資VCが投資家から集めた資金数億円

まだ実績がない法人がエクイティを活用する場合、VCによる資金調達は困難ですのでエンジェル投資家の方になります。

消費税の課税事業者

エクイティによる資金調達をすると資本金額が膨らみます。

「その事業年度開始の日における資本金の額又は出資金の額」が1,000万円以上である場合には、消費税の課税事業者(消費税申告と納税が必要になる)となります。

ただ、はじめからインボイス登録するつもりの事業者の場合はどのみち課税事業者になるためあまり関係ないかもしれません。

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弊所では法人設立前段階の方向けに創業支援をおこなっています。

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